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赤瀬ダム

堤高38m
G/FN 1978年 石川県営

2009.7.4見学

県営ダムのDNA。




高さ38mに対して、堤頂長180mの、幅広のコンクリートダムである。
下流の正面には赤瀬温泉があり、夏の青々とした稲穂が夕暮れ時の風になびく。

天端も開放されている、堤高がまるで違うが、どこか同じ石川県営の犀川ダムや内川ダムと同じ匂いのするデザインだ。特に内川ダムまでとは言わないが、屋根の低い建屋が特徴的。

ダムの正面に降りる。



下流の河川も穏やかな表情で、お望みとあらば真正面からも堤体鑑賞ができる。

赤瀬ダム
★★

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内川ダム

堤高81m
G/FNWP 1974年 石川県営

2009.7.4見学

シャコタン☆ダム。



犀川支流の内川上流にある県営の多目的ダムである。
金沢市はこの内川ダムや犀川ダム等で、全国的にも珍しい市営水力発電事業を行っている。

一般用のパーキングが無いので、管理棟前の路肩に駐車する。
土曜だったので職員さんも当直の方のみの様だ、軽く会釈する。

天端は車両も通行できる幅があるが、車両通行禁止。
どのみち、車で対岸に渡っても、先に何がある訳ではない。

クレストの中心に少し間を開けてラジアルゲートが2門。
一切の無駄を省いた4枚のストイックな導流壁がひたすら真直ぐに伸びる。
下流面を除くと四角い出っ張りがある、コンジットゲート室だろう。

管理棟のある左岸から歩いて右岸まで来ると、小さな公園が整備されている。
今日はハチがいるそうで、トラロープで規制中。

公園のベンチから改めて堤体を鑑賞。
飾りの無いすっきりとした印象が強い。いや、強すぎる・・・。
ラジアルゲートの部分、上部に全く突出物が無い。ゲート室の屋根が、高覧と同じ高さ・・・・。

再び天端に戻りその部分を拝見。
これがクレストゲートへのエントリー。



アルミサッシ屋の力作ですね。

冬季の除雪を考慮したデザインかなと思うのですが、ここまでやりますか。

内川ダム
★★★

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新内川ダム

堤高18.9m
G/NP 1984年 石川県営

2009.7.4 見学

「はい、新ですが。それが何か?」



新内川ダムは、天端レス、全面自然越流タイプのダムである。

上流の内川ダムの方が、この「新」内川ダムよりもはるかに規模が大きいダムなので、ダム名前に違和感を感じるが、1974年に竣工の内川ダムに対して、此方は1984年竣工なので、ダム名に偽りがある訳ではない。

このタイプのダムは大抵の場合、案内標識の類はほとんど無いので、事前に位置をチェックしていないと見落としてしまうかもしれない。
この新内川ダムも例に漏れず少しわかりづらい場所にある。

果物畑の細い農道を降りて行くと、遠くに堤体が見える。
ダムの近くまで行っても、敷地内は立入禁止である為、少し離れた場所からでしか様子を伺う事ができない。

堤体を真正面からなんとか拝む事が出来るのがせめてもの救いであるが、このタイプのダムは決まって見学ポイントに恵まれない。
天端が存在しないのだからある意味当たり前であるけど。

右岸の放流設備から勢いよく水が流れ出ているので、大あん巻き形の堤体はカラカラに乾いている。
いつかは、このタイプの堤体で水が越流している姿を観てみたい。

低い副ダムには、定間隔で穴が開けられ、きれいな渓流の水が流れてゆく。

新内川ダム
★★

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犀川ダム

堤高72m
G/FNWIP 1965年 石川県営

2009.7.4見学

硬派。



犀川の上流にあるのが、石川県営の多目的ダムである犀川ダムである。
発電は金沢市営で行われており、犀川ダムで貯えられた水は下流の上寺津ダムの発電所に使われる。

右岸にある管理棟の前に車を停め、天端は自由に散策が出来る

やや幅が狭いものの、無駄の無いすっきりとした天端は、質実剛健という言葉が似合う。

直線的な導流壁の下には四角い減勢工が広がり、コンジットから河川維持用水が放流されている。

犀川ダム
★★

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上寺津ダム

堤高19.5m
G/P 1965年 金沢市営

2009.7.4見学

木馬、不時着。



犀川沿いの林道を走る、辰巳ダムの建設現場と、犀川ダムの間に見えるのが上寺津ダムである。

ダムへ近づく事が出来ず、林道から崖下のダムを眺めるだけの見学となる。

深い谷の下、生い茂る森に囲まれひっそりと潜む上寺津ダムはコンクリートの色もなかなか良い具合であるようだ。

高さ19.5mの小柄なコンクリートダムであるが、減勢工の壁がそのまま導流壁と一体化した構造は、案外他に無いデザインだと思う。
この形、他にあるとしたら、地球連邦軍の木馬くらいだ。

大型の砂防堰堤ほどありそうな導流壁の厚みは、上部に天端から立ち入れる様になっているほどだ。
ここまで分厚い導流壁であれば、ダム本体を支える役目を担っているとも推測。
(船明ダムなど、下流面の無いローラーゲートのダムの構造に近いのでは?)

また、2門のローラーゲートは上からしか見学できずはっきりしないが、明らかに分厚く、ちょっと特殊な様にも伺える。

見学ポイントに恵まれずスルーされがちなマイナーな物件であるが、意外とさまざまな秘密を隠し持っている様に思えてならない。

上寺津ダム。
★★

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辰巳ダム

堤高51m
G/F 2012年 石川県営

2009.7.4見学

鋭意建設中。



辰巳ダムは、石川県犀川に建設が進む重力式コンクリートダムである。

実は、本格的なダム建設現場を見学するのは初めてだったので、コンクリートの打設作業などの見学を楽しみにしていたのだが、生憎ダム本体はこの時は養生中の様で打設作業は見る事が出来なかった。

左へカーブした大きな減勢工へコンクリートを流すのが見える。

堤体の打設は高さにしてまだ五分の一くらいだろうか。
でも、既に減勢工の間に2門の放流設備の工事が進められている。
えらい下にコンジットがあるなー。と、瞬間思ったが、ダム目的の F オンリーが示す通り、防災専門の穴開き仕様の堤体である様だ。

対岸は広くコンクリート枠工に囲まれており、これからコンクリートを打ち進める堤体の部分が良く解り面白い。

ダム完成時はもちろん、建設途中にも再び訪れてみたい辰巳ダムでした。

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医王ダム
 堤高58.8m
R/FA 2001年 石川県営

2008.10.13見学

ゆったりとダムを楽しむ。



この日、ダム巡りの本命であった刀利ダムはついに到達する事が出来ず、急遽予定になかった石川県医王ダムを見学する事にした。

富山県福光方面から向ったが、県道27号線は富山県内は快適なドライブウエイであるが、石川県に入り、ダム湖付近まで来ると急に道幅が狭くなり対向車とすれ違い出来ない区間もある。
それまでが快適だった為か交通の流れも早く特に注意が必要だ。

ダムは高さ50m級と特別高い訳ではないが、立派な管理棟、迫力ある洪水吐き、ダム下の広大な広場(空き地?)など、一そろい揃っている感があり、規模よりもより立派なロックフィルダムである様な感じだ。

特に長く、両岸の壁が高い減勢池は見物で、コンクリートの壁がとても薄く見える。

訪問した時期が秋とあってもう枯れてしまっていたが、リップラップ全体にも薄く草が生え始めている様だ。気候の良い時期は緑が美しいダムであるかもしれない。

天端は開放され、湖面も穏やかで心地よい。
金沢大も近いので普段はいいデートスポットになっているかもしれない。

医王ダム
★★
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九谷ダム

 堤高75.8m
G/FWP 2005年 石川県営

2008.9.15見学

曲線重力式のモダンボーイ。



我谷ダムの吊橋で嫌な汗をかいた後、九谷ダムを訪れました。
2005年竣工の白いコンクリートが印象的です。

全面自由越流式の堤体はゆるやかに弧を描き、翼を広げる鳩の様にも、もしくは海中を滑空するマンタにも見えます。
さらに等間隔で刻まれた水平線が曲面重力式の堤体をより優雅なものに演出しています。
(このアクセントは成功していますねー上手いです)

立入OKの天端を歩きます。
上から堤体を見下ろすと白く美しい曲面が視界いっぱいに広がり、他のダムとは違う、どこか異国の風景の様です。

真ん中まで来ました。
建物の屋根がまた凝っています。 明らかにスネ夫ヘアーです。

後から聞いた話では、この屋根の下は、凄く音が反響するらしい。
今度訪問した時はスネ夫ヘアーの下で喋ってみたい。もちろん台詞は、
「新しいラジコン飛行機いいだろー、のび太には貸さないぞー」

九谷ダム
★★★

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我谷ダム
 堤高56.5m
G/FNP 1964年 石川県営

2008.9.15見学

案外男前。



福井から国道364号を北進し、龍ヶ鼻ダムを経て石川県に入る、山中温泉の手前に我谷ダムがある。
天端はそのまま国道364が通過するのでワインディングを調子に乗って飛ばしていると気がつかず通過してしまうかもしれない。

ダムに行けば、マニアなら必ず正面(ダム的に正しくは後面)を観たくなる。

我谷ダムは両岸を切り立った岩盤に囲まれ、ダムの下流右岸は山中温泉へ至る国道が走るがスノーシェッドに阻まれダムを観る事は出来ない。
左岸は荒れ放題の旧道が下流へ向けて伸びるが、こちらの道はあまりにもデンジャラスである。

結果、写真の様にいまひとつ正面をうかがう事が出来ないが(左岸の旧道より撮影)、ラジアルケートの扶壁や導流壁は潔い直線で講成され、なかなかの男前の様である。
苔生した堤体も不精ヒゲに見えなくもない。

正面が見えない代わり、ダム湖側からの堤体は良く見える(はずである)。
ダム湖に登山客が使う吊橋があり、橋の上から眺める事ができる、が、高所恐怖症の僕はそんな所、とんでもハップンである。(歩いて十分でも無理)

吊橋なんて文明人が渡る橋じゃない。あれはケモノ道だ。と、僕は思う。

そんな事はおかまいなしに奥様が吊橋の上をフツーにトコトコ渡って対岸に行ってしまった。
馬鹿にされたので無理に岸から10メートルほど進んでみたが、その場から動けなくなってしまった。
もう立つ事も出来ない。結局、「はいはい」して元の岸に戻る。
2足歩行で歩けないんだから、やはり吊橋はケモノ道だと思った。僕は正しい。

我谷ダム
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尾口第一ダム

 堤高28.4m
G/P 1938年 北陸電力

2008.8.30見学

激流と戦うダム

このダムを知ったのはダムの師匠とも言うべき先輩マニアのサイトでの事だった。
記事を読んですっかり魅了されてしまった僕は次の休みに早速このダムに向った次第である。

実物の尾口第一を観て絶叫した直後、もう言葉を失ってしまった。
当時、まだまだダム巡りを始めて間もない頃であったが、こんなダムは初めてだったし、あれから200基程度ダムを観てきた今現在でも、こんなダムは後にも先にも、この尾口第一のみと言って良い。

霊峰白山からの激流により越流部は磨り減り、表面はかつての石貼りがあわられている。
そこにあったのは激しい水との戦いであった。

天端はゲート巻上げ機室と管理通路を兼ねた一体の建て屋となっており、その屋根が車も通過できる合理的な構造となっている。
ここでは激流と戦い、されに豪雪とも戦わねばならない。
壁面の表情も映画のセットを思わせる劇的な色具合であるが、もちろん演出や加飾ではなく、リアルな真の本物だけが持つ表情である。

また、クレストのラジアルゲートも他では観ないデザインである様に伺える。

ダム湖は美しいエメラルドグリーンであるが、ダムサイト近隣から多量の濁流が流れ込みゲート放流はカフェオレ色の瀑布が見られた。

激流と戦う老兵、尾口第一ダム
文句ありません、★★★★★

尚、見学時は改修工事が始まった頃だった様です。
今現在(2009.7月)生まれ変わるべき大改修の真っ只中である模様です。
すこしは老兵も休む事が出来たでしょうか?いずれまた会いに行きます。

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