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犀川ダム

堤高72m
G/FNWIP 1965年 石川県営

2009.7.4見学

硬派。



犀川の上流にあるのが、石川県営の多目的ダムである犀川ダムである。
発電は金沢市営で行われており、犀川ダムで貯えられた水は下流の上寺津ダムの発電所に使われる。

右岸にある管理棟の前に車を停め、天端は自由に散策が出来る

やや幅が狭いものの、無駄の無いすっきりとした天端は、質実剛健という言葉が似合う。

直線的な導流壁の下には四角い減勢工が広がり、コンジットから河川維持用水が放流されている。

犀川ダム
★★

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アマチュア冒険家からの手紙


先日、地元のアマチュア冒険家から古いネガを貰った。

1996年、ないし1997年の3月に撮影したもので、県内の某山に登山した時のものだそうだ。

早速プリントしてみると、そこに写っていたものは・・・。



ピントが甘いが、みぞれ雪がカメラに入り不調だったのだとか。

ちなみに現在この撮影ポイントは木々が茂り、「川浦ダム」 は望む事は出来ない。


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上寺津ダム

堤高19.5m
G/P 1965年 金沢市営

2009.7.4見学

木馬、不時着。



犀川沿いの林道を走る、辰巳ダムの建設現場と、犀川ダムの間に見えるのが上寺津ダムである。

ダムへ近づく事が出来ず、林道から崖下のダムを眺めるだけの見学となる。

深い谷の下、生い茂る森に囲まれひっそりと潜む上寺津ダムはコンクリートの色もなかなか良い具合であるようだ。

高さ19.5mの小柄なコンクリートダムであるが、減勢工の壁がそのまま導流壁と一体化した構造は、案外他に無いデザインだと思う。
この形、他にあるとしたら、地球連邦軍の木馬くらいだ。

大型の砂防堰堤ほどありそうな導流壁の厚みは、上部に天端から立ち入れる様になっているほどだ。
ここまで分厚い導流壁であれば、ダム本体を支える役目を担っているとも推測。
(船明ダムなど、下流面の無いローラーゲートのダムの構造に近いのでは?)

また、2門のローラーゲートは上からしか見学できずはっきりしないが、明らかに分厚く、ちょっと特殊な様にも伺える。

見学ポイントに恵まれずスルーされがちなマイナーな物件であるが、意外とさまざまな秘密を隠し持っている様に思えてならない。

上寺津ダム。
★★

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辰巳ダム

堤高51m
G/F 2012年 石川県営

2009.7.4見学

鋭意建設中。



辰巳ダムは、石川県犀川に建設が進む重力式コンクリートダムである。

実は、本格的なダム建設現場を見学するのは初めてだったので、コンクリートの打設作業などの見学を楽しみにしていたのだが、生憎ダム本体はこの時は養生中の様で打設作業は見る事が出来なかった。

左へカーブした大きな減勢工へコンクリートを流すのが見える。

堤体の打設は高さにしてまだ五分の一くらいだろうか。
でも、既に減勢工の間に2門の放流設備の工事が進められている。
えらい下にコンジットがあるなー。と、瞬間思ったが、ダム目的の F オンリーが示す通り、防災専門の穴開き仕様の堤体である様だ。

対岸は広くコンクリート枠工に囲まれており、これからコンクリートを打ち進める堤体の部分が良く解り面白い。

ダム完成時はもちろん、建設途中にも再び訪れてみたい辰巳ダムでした。

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刀利ダム

堤高101m
A/FAP 1966年 富山県営

2009.7.4見学

きまぐれオレンジロード。



去年は夏の集中豪雨によりダムへ向う道がズタズタに分断され、南砺からも、金沢からも行く事が出来なかった刀利ダム。この日、ついに念願かなってその姿を拝む事が出来た。

中心にハウエルバンガーを装備するアーチは、左岸は矢木沢ダムや水殿ダムのようなスラストブロックとなっており、ダム下の減勢工の壁は、岩盤に貼り付く分厚いもので、ガッシリした重厚な姿。

キャットウォークや、それを結ぶ階段も特徴的なオレンジ色に塗られる。
減勢工の付近ではそのオレンジ色の通路が複雑に分岐し、ビジュアル的な面白さがある。

すっきりとした天端や、クレストの洪水吐の形状は同県の黒部ダムに通じるものが感じられる。
施工も黒部ダムと同じ間組によるもので、いい仕事ぶりである。

雪囲いの丸いフードを被った巻揚機が天端から蟹の目の様に生えている。
各ゲートの両岸に生えているので6門のゲートに対して蟹の目は7本。

右岸の管理棟は刀利というシャープなダム名によく似合う、ミッドセンチュリーの粋な造形。
豪雪対策としての構造かと思うが、コンクリ好きを唸らせるものだ。
しかも、この管理棟、地階が取水口と一体構造となっている。
ダムサイトは険しい岩盤で、広い管理棟を建設するような場所に恵まれなかったのかもしれない。

刀利ダム、去年は道路事情で向う事が出来なかったアーチダム。
険しい山中に潜むイメージとは裏腹に、東海北陸道 福光インターから数キロの地点にあり、実はアクセスの良いダムである。
(五箇山インターから向う県道54のルートはずっと通行止が続いている様だ)

刀利ダム
★★★

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太美ダム

堤高30.5m
G/P 1965年 富山県営

2009.7.4見学

ダム界で最も有名な車庫。



太美ダムは刀利ダムのすぐ下流にあり、南砺市から刀利ダムに向う途中に「あるはず」のダムである。

林道からは生い茂る木々でその姿はほとんど見る事が出来ない。

ダムのある位置の右岸、林道脇には写真の建物があり、太美ダムのダム銘と、水利利用標識が掲げられている。
一見、ただの車庫の様だが、実は建物の裏側からコンクリートに覆われた谷底へ向う管理歩道が伸びており、このシャッターを開けるとダムへアクセスできる様だ。(シャッター脇に郵便受もある)

この林道の対岸にも道がある様だか、そちらからもダムは良く見えない模様だ。



・・・太美ダム。これが限界。
木々が落葉する時期であればもう少し・・・。

太美ダム。




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是ヶ谷ダム

堤高15.5m
E/A 1968年 富山県営

2009.7.4見学

これがこれがたに。



是ヶ谷ダムは、桜ヶ池ダムのすぐ西隣にあるやはりかんがい用のアースダムである。

距離的にはこの二つのダムはとても近いのだが、間にちょっとした峠道があるので、ハイウェイオアシスに駐車して向うのは少し辛いかもしれない。(写真、奥の丘の向こうが桜ヶ池)

左岸には赤く塗られた取水設備、対岸の右岸には自由越流式の吐を持つ。

是ヶ谷ダムの上流には、ロックフィルダムの臼中ダムがあるが、昨年の水害以降、ダム手前の林道の途中でチェーンが張られ近づく事が出来ない。
未だに林道の災害復旧工事かと思いきや、地元の方は鍵を開けて行き来しているので、臼中ダムはこのまま永遠に関係者以外は立入る事が出来ないダムになるのかもしれない。

是ヶ谷ダム

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桜ヶ池ダム

堤高27m
E/A 1954年 富山県営

2009.7.4見学

ハイウェイオアシスから行ける、ダム愛好家のオアシス。



東海北陸自動車道 城端SAは必ずと言って良いほど立ち寄るサービスエリアである。
富山方面へ向う時は、自宅から100km強の位置なので最初のトイレ休憩に、富山から岐阜へ帰る時は、この先に長さ11kmの飛騨トンネルがあるので眠気ざましのコーヒーを買いに寄る事が多い。

富山県営のかんがい用アースダム 桜ヶ池ダムは、城端SAに隣接するハイウェイオアシス 桜ヶ池クアガーデンの横にあり、一旦高速から降りなくても見学できる珍しい物件である。

今回は、近くの臼中ダムへ向う為、福光インターで高速を出て一般道からアクセスしたが、左岸から立派な堤体を歩いて右岸へ向うと例のクアガーデンがあり、高速道のSAから歩いて来れる事が分かった。

富山平野の山裾に築かれた桜ヶ池ダムは、ダム正面に広がる農地に送水するかんがい用のダムであり、地元の農家の悲願であったダムだそうだ。
周辺には遊歩道や公園が整備され、管理も行き届いており、地元の方に愛されているのが良く判る。
この日も地元ボランティアの方だろう、堤体付近の清掃や下刈作業が行われていた。

右岸には越流式の洪水吐を備えているがダム湖のサイズに対して小さいと思ったが、アースダムのスキルがあまり無いのでよく判らなかった。

桜ヶ池ダム。
SAから気軽に向えるダムなので、ダム巡りのドライブの休憩に如何だろうか。
美しい堤体のグリーンや、穏やかな湖面は疲れた体をリフレッシュするには丁度良いはずである。

★★

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相俣ダム

堤高67m
G/FNP 1959年 国土交通省

2009.6.27見学

湖の栓。



相俣ダムは、堤高67mに対して、堤頂長が80mしかない、とても縦長の堤体のダムである。

狭い谷にぎゅっと押し込まれた感じが特徴だが、このダムでいいなと感じるのは、まず、堤体に対しての貯水池の広大さである。
赤谷湖と呼ばれるダム湖は広い湖面にたっぷりの水を湛える。
堤体積 63.000㎥に対して、総貯水容量 2.500万㎥。とても効率がいい。
勿論、その事がダムの良し悪しを決める訳ではないが、相俣ダムは小兵ながら実に頼もしいダムなのである。

天端は、日中であれば開放されている。夜間は立ち入れ無いようだ。
開放されていると言っても、堤頂長80mなのであっと思う間に対岸まで到達する。

特に右岸側はほぼゲート施設が天端を占領しており、一般的なダムと様子が違うと感じるのは、ゲート巻揚機が天端通路に覆いかぶさり屋根の様になっていたり、足元も縞鋼板が並べられていたりするからだろう。
ここから水を湛えるダム湖側を眺望すると、ダムの天端ではなくて、漁船や作業船の甲板上に居るような錯覚を覚えるが、他の一般見学者の、「ちっ、これだけか」と言う声に我に帰る。
うん、たしかに、天端は短い。

2門のクレストゲートの脇にある箱は、インクライン型のエレベータ。
両岸から落石の危険がある為、後付けされたものであるらしい。

堤体下流面はシャープな造形の導流壁が恰好よい。
2門のゲート間の扶壁は、それとは対照的に丸みを持った造形が魅力的だ。
コンクリートはうっすら苔をたくわえ、いい味が出ている。

天端から下流を覗くと、切り立った両岸はすぐ下流で直角に左へカーブする。とても険しい表情。

再びダム湖側を眺望すると、湖面から怪しげなものが生えている。
これは水棲ムーミンの家ではなく、古い取水塔と思われる。現在は使われていない様だ。



相俣ダム
★★★



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黒部ダム 大人買い。



黒べ〜ガム。





アーチ式 黒べ〜ガム。





ウイング付きアーチ 黒べ〜ガム。




どかーん、決壊。


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