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塩川ダム

堤高79m
G/FNAW 1997年 山梨県営

2012.9.1見学


この日は朝一に山梨の大門ダムを再訪、じっくり写真を撮った後、まだ観ていない山梨県営のダムを訪れる事にしました。

塩川ダムは大門ダムから東へ5kmの位置にありますが、山を大きく迂回するので、道程としてはおよそ15kmといった距離です。

右岸にあるパーキングからの眺め。
手前に重力式コンクリートダムの塩川ダム、左岸奥には左岸遮水工と呼ばれる部分があります。

IMGP1202.JPG

自然調節のクレストゲートが並ぶ塩川ダムの堤体。
堤高79m、堤頂長225m。

塩川ダムの目的は洪水調節に加え、河川維持、灌漑用水、水道用水など。
また、これらの利水放流を利用した県営の発電所も持っています。

IMGP1205.JPG

望遠レンズで観る左岸遮水工。

左岸鞍部の地質が水を透しやすいものであった為、上部を傾斜コアを持つロックフィルで覆い、河床堆積物などで特に水を透してしまう下部は地中深くまで連続地中壁によって遮水されています。
ロックフィル部分だけでも堤高は48.9m、堤頂長399mもあり、とても堂々とした堤体です。
しかし、鞍部地形の遮水が目的で、河川を堰き止めるものではない為かダムとは名乗っていません。

塩川ダムのホームページを見てみると、重力式コンクリートダムの堤体と、左岸遮水工の二つを合わせ、塩川ダムと呼んでいるようです。

IMGP1203.JPG

管理所でダムカードを頂き、歩いて天端に向かいます。
左岸はトンネルに通じていて、交通量もそこそこあります。

IMGP1206.JPG

スッキリとした少し辛口の外観です。
堤体中央には3門のオリフィスがスリット状に開いています。

IMGP1207.JPG

天端から下流を観ます。
ダム下に道がありますが、立入禁止で下から見上げる事は出来ません。

塩川ダムでは平日であれば見学を受け入れていますから(要予約)、予約すればダム下も入れるはずです。

映り込んでいるピカピカのパイプは手摺ではなくて配管ダクトです。

IMGP1214.JPG

立派な御影石の親柱、「塩川源橋」と刻まれていました。
ダムの天端ですが、橋として名前が付けられています。

IMGP1217.JPG

コンクリートダムの塩川ダム本体を観た後、車で移動して左岸遮水工に来ました。

ロックフィルの下流側は元々の地形に合わせ埋立てあるので、下流面に相当する部分を見る事は出来ません。
その代り、埋立てた上部は公園が整備されビジターセンターなどがあります。

IMGP1230.JPG

左岸遮水工の上流面、普通に整形タイプのロックフィルです。
安全面からリップラップ内は立入禁止です。

湖面の奥には付替え道路として架けられた鹿鳴峡大橋が見えます。

IMGP1233.JPG


ダムの周辺はよく整備され、静かな湖面も美しく、とても心地よい塩川ダムでした。

塩川ダム
★★★



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