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台ダム

堤高42.3m
G/FNW 1991年 愛媛県営

2011.10.10見学

ダムは必要。


今回の四国遠征で楽しみにしていたのが、しまなみ海道を通る事です。
明石海峡大橋〜大鳴門橋と、瀬戸大橋のルートは何度か渡った事があるので、次は今治と尾道を結ぶ、西瀬戸自動車道「しまなみ海道」を走ってみたいと思っていたのでした。

瀬戸内に浮かぶ六つの島を結び、本州へと繋がるしまなみ海道、その島のひとつ、大三島に台ダムはあります。



しまなみ海道 大三島ICで途中下車、島の中心部に台ダムはあります。
ちなみに、台ダムと書いて「うてなダム」と読みます。



右岸の入口に貯水率を示すパネルがありました、本日は100%。
なんだか妙に得した気分です。

車道からも良く見える場所に掲げた看板は、地元の方々の注目が高い事を伺わせます。台ダムは上水道に水を供給する大切なダムです。



すっきり、シンプルな天端。
堤高42.3m、堤頂長225m.



天端から下流を観ます。
コンパクトにまとまった感じの減勢工です。



瀬戸内の貴重な水源地、只今貯水率100%。
曝気装置も稼働中。



台ダムの周辺図です。
真ん中の島が大三島、青色で湖のように見えるのが集水範囲です。
この台ダムに貯えられた水は、大三島以外にも隣の島々にも給水されています。

台ダムが完成して、他では時間断水を強いられるような異常渇水でも、この台ダムの給水範囲では取水制限で済んだそうです。
住民の生活だけでなく、多くの観光客が訪れる所なので、その効果はとても大きいと思います。

台ダムが造られた台本川は、河口まで全長3.7kmという、とても短い川です。
台ダムから河口までもたった2kmしかありません。

しかも、河口付近では天井川になっていて、台ダムは洪水調節の重要な役割も持っています。



降った雨が直ぐに海へと流出してしまう、小さな島の貴重な水源。

これって、日本の地形の縮図そのものです。

島にはダムが必要でした。
そして、ダムが出来て、島は以前よりも安心して暮らせるようになりました。

時々、環境破壊のシンボルのように言われるダムですが、そもそもダムは、人が暮らす環境を整え、環境を作るために造られます。

それでも、環境破壊と言うのであれは、どうやったら環境への負荷を減らして、効率の良いダムを造る事が出来るかを考えるべきで、環境破壊だからダムはいらないというのは、少し違うように思います。



日本の縮図。

台ダム
★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム愛媛県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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