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小見野々ダム

堤高62.5m
A/P 1968年 四国電力

2011.4.29見学


長安口ダムの上流10数キロ、四国らしい深い山々の間に小見野々ダムがあります。
川口ダム、長安口ダムと並び、那賀川上流ダム群の最上流がこのダムです。

たっぷりと湖水を湛える貯水池。
岸部の雑木が冠水していましたので、この日はかなり水位が高い様です。



国道から左岸伝いに脇道に入ると管理所があり、関係者以外立入禁止となっていました。
これよりダムに近寄る事はできません。



とても不思議な表情に見える小見野々ダム。

白くつるんとしたゲートと、その間の扶壁だけが水面からぷっかり浮かんでいます。

非越流部が無く、右岸から左岸まで隙間なく規則正しくゲートが並ぶ姿は、何処かしら生き物のような有機的な物にも見えます。
最初に頭に浮かんだのは、シャコ貝のような巨大な貝殻でした。

上流からは他に目ぼしいビューポイントがなく、下流面を推測できる様な物は一切ありません。



ゲート部分を望遠端で観察します。

ラジアルゲートの巻揚機は、下流側に低く設置されている様で、その事が上流から観てピアとゲートしか見えない不思議な感じに繋がっているようです。

一門だけ、形状の違うゲートがあります。
フラッシュボードかとも思うのですが、このボードを使うとなると、水位がとんでもなく高くなります。

観れば見るほど、謎が謎を呼ぶ小見野々ダム。



発電所の取水口は対岸にありました。
アーチダムのダムサイトらしく、岩盤にへばり付くような感じです。



傾いた日差しを反射するダム湖。
べた凪の湖面は、とろみを感じる少し微睡んだ表情。長安口ダムと同じで随分と濁りが入っていました。



続いて下流面が見えないものかと、一旦国道を川下に戻って、川に降りれそうな脇道に入りました。

かなり荒れたコンクリート舗装、轍も深くなって来たので、途中で車を置いて徒歩で向かいます。



坂道を下って行くと道端で、軽トラの兄弟がプロレス技を掛け合ってじゃれていました。

「どうだ、どうだ、ギブか?ギブか?」
「痛いよお兄ちゃん、ギブギブ~」



いつもおなじみの四国電力の女の子。
タフですね。



ごつごつした岩が散らばる川原の表情。

谷底にも夕日が差し込んでいます。
ダムの上からの日差しだとすると、目標の小見野々ダムはそう遠くないはずです。



ところが・・・・。
ここまで来て通行禁止です。



その先を見ると、かなりの落石で道が閉ざされている様です。
これは本当に危険。

潔く退却です。



那賀川に浮かぶ巨大な貝殻。

下流面を見るのは困難ですが、上流から丸く並ぶゲート群を眺めて、どんな表情なのか想像するのも一興かなと思います。



小見野々ダム
★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム徳島県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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