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二川ダム

堤高67.4m
G/FP(FNP?) 1966年 和歌山県営

2011.3.26見学


本日のダム巡り、3基目も和歌山県営の多目的ダムである二川ダムです。
右岸に用意されたパーキングより。

手前の大きな取水塔は発電用の取水設備、発電は関西電力によって行われています
ダム本体にも取水設備がありますが、こちらは河川維持用で最近になって設置されたものではないかと思います。
(ダム便覧によると、平成10年に既設ダム堤体に穴を開け設置とあります)

ダム便覧ではダム目的はFPとなっていますが、現在はFNPとなるのかも。



あぶない!

ここまで切実なイラストも珍しいです。
勿論、ダムサイトはぐるっと柵や手摺に囲まれていますからこんな危険な事は起こりません。



天端を歩きます。
クレストの中央で軽くクランクした天端通路。
装飾的な要素もなく、シンプルで実直な雰囲気です。



クレストの非常用洪水吐は、2門のラジアルゲートが間隔を開けて2門。
右岸寄りのゲートの上から下流を覗きます。

河川維持のバルブから減勢池に向けて放流中。



クレストの左岸端は軽くカーブが付いていました。
左岸を登ると展望台があるみたいですが、道が多少バイオレンスだったのでここまでとしました。



再び右岸に戻ってきました。
ダム中央部、クレストから下流にかけて非常に複雑な表情をしています。



二川ダムのゲート配置です。
このダムで特徴的なのは、クレストの非常用洪水吐の他に、すぐ下にある2門のオリフィスにもラジアルゲートが採用されている事です。

クレストゲート(非常用洪水吐)
W11.9m×H10.885m  57.1t ×2門

オリフィスゲート(常用洪水吐)
W8.6m×H8.0m  67.3t ×2門

オリフィスの方が一回りサイズは小さいのに扉体重量は重いのですね。
水圧に耐えるべく構造が違ったりするのでしょうか?。(また疑問が増えました)



これら4門のゲートによって、二川ダムの複雑でメカニカルな表情が出来上がっていると言う訳です。



オリフィスが構造上奥行きのあるラジアルゲートなので、そこから下流にかけての丸くボリュームのある下流面も鑑賞のポイントと言えそうです。



ダム真下への道は現在は行く事が出来ないみたいですが、下流にダムがよく見える橋が架かっているのもうれしいポイントです。

和歌山の県営ダムって、なかなかどうして男前揃いですね。
ちょっとだけ遠いけど、その価値は有りとみました。是非。



二川ダム
★★★

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