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真名田防災溜池

堤高17m
E/FA 1953年 岐阜県営

2010.11.13見学


本日のアースダム巡り、次は可児郡御嵩町の真名田防災溜池に向かいます。

ダムの下流正面から来ましたが、堤体付近に駐車スペースがなくそのまま流れ込みのある上流まで来ました。池の上流は親水公園となっています。

公園の駐車場に車を停めます。
一周すると1kmくらいの溜池なので、のんびりと歩いて散策する事にしました。



駐車場から時計まわりに歩きます。

親水公園は比較的最近になって整備されたのでしょうか?
苗木から少しだけ成長した感じの可愛い木々が並んでいます。



池の向こうに堤体が見えます。
真名田防災溜池は、堤高17mのアースダムです。



てくてくと湖畔の歩道を進むと、背後から鴨艦隊がやって来てしばらく併走。
対岸にはお散歩中のお年寄りや、ウォーキングの人も見えます。
溜池の右岸は閑静な住宅地です。



ほどなく堤体左岸に到着。
自然越流式の洪水吐です。



吐の上から下流を観ます。
ちっちゃいブロックが可愛い。プチ三瀬谷。



近くに記念碑が建立してありました。オールドタイプです。

「本溜池は往年灌漑用水を目的として築堤され〜
〜亜炭の落盤による旱害を防ぎ併せて可児川の増水氾濫による災害防止の目的を以って〜」

この中に、「亜炭」という言葉が出て来て、ちょっと驚きました。
この溜池のある御嵩町はかつては亜炭の一大産出地で、現在は全て閉山となっていますが網の目のよにはりめぐらされた坑道は、埋め戻される事なくほとんどそのままとなっているそうです。
坑道は一説には町の面積の6割にも及ぶと言います。現在も度々町のあちこちで陥没が発生し、つい先月も陥没により住宅が傾くなどのニュースを聞いたばかりでした。

亜炭の坑道と旱害(干害)との関連は詳しく記されておらずよく解らないのですが、地盤沈下や、地下の坑道に水が浸透してしまい水田に水が溜められないなどの事態が発生ていたのかもしれません。



石碑によると、築堤工事には延べ17704人が動員されましたが、主に地元住民の力によって建設が進めらたそうです。

堤体の脇にはお不動様の祠がありました。
この真名田防災溜池は、地元悲願の溜池だったのかもしれませんね。



真名田防災溜池
★★

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