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羽根越貯水池堰堤

堤高18m
G/W 1928年 小郡町営

2010.10.10見学


山口の山中に、曲線重力式のカーブした天端が美しいオールドダムがあると言う。

集落の奥、フラットダートな林道を車で分け入り、長靴に履き替え徒歩で山中に入ります。
うっそうとした杉林、土と苔の匂いに混ざって、水の匂いを感じます。

50mもしないうちに道は怪しくなり消えてしまいましたが、沢伝いに林の奥に進みます。



杉林の向うに、突如人工の大きな壁が現れました。
これが羽根越貯水池堰堤なのでしょうか?。

実はダムの天端を狙って入山したのですが、ルートが違ったのか?何処かでミスコースしたのか?
思ってもみない場所に突き当りました。



茂った木々の隙間から望遠ズームで天端を狙います。

天端上の建物に「水」のマークがあります。
間違いありません、小郡町の水道水源として建設された羽根越貯水池堰堤です。



傾いた午後の日差しは、ダムの真下をより薄暗くしていました。

落葉と苔。
湿ったコンクリート。
冷たい空気。



美しい曲線の天端を持つという羽根越貯水池堰堤ですが、ここからは天端辺りが僅かに湾曲しているように見えるだけで、スタンダードな直線重力式のように感じます。

下流面は根元から平面で始まり、クレストに向かって湾曲を強めていくような形状なのかもしれません。



現在は新しく別の水道設備があり、羽根越貯水池は実質的に廃ダムになっていると思われます。
ここから貯水池や天端の様子を知る事は出来ませんが、直下の周辺は荒廃が進んでいます。



石ころと同化しつつある金属パーツ。
ダム建設時のものか?それともダムとは関係なく林業関係の何かか?。



堤体にぽっかりと開いた暗渠。
這わないと入れない大きさですが、たぶん取水設備に通じているはずです。



一旦、引き返して、再び天端を目指して別ルートから入山しましたが、15分ほど山を登り、たどり着いた先から見えたのは、水の抜かれた岸部と思われる荒地でした。

ここから岸沿いにダム本体まで道が続いているようにも思えず、時間的にも、体力的にも限界が見えてきたので下山する事にしました。

帰宅後に調べてみると、天端へは最初の入山口辺りから、左岸へ道があるらしいのですが・・・。



羽根越貯水池堰堤
★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム山口県 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Comment
2016/12/01 11:07 AM posted by: 赤間 正
今は許せない状態になっています。
メールいただけますか?
写真を送りたいのです。
2016/12/08 5:53 PM posted by: あつだむ宣言!
赤間さま
羽根越堰堤の工事に関しては知合いから聞いています、ずいぶんと変ってしまった様ですね。
希少な堤体ですが、新たな役目を得て、それを全うするのもまた良いのかな・・と思います。
工事後の桂ヶ谷と合せていつか再訪したいと思っています。
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