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厳木ダム

堤高117m
G/FNWIP 1986年 国土交通省

2010.10.9見学


佐賀県唐津市の厳木ダムは、九州地方整備局のとても立派な多目的ダムです。
ダム目的もFNWIPと幅広く活躍する働き者です。

長崎自動車道多久ICから厳木多久有料道路に入り、牧瀬ICで降りれば厳木ダムはすぐそこです。集落からダムまで坂道を登ると、巨大なコンクリートの塊が見えてきました。

堤高は117m、九州では鹿児島の鶴田ダム(117.5m)と並び、重力式ダムの主峰のひとつです。いわば南の鶴田、北の厳木といったところです。



クレストの非常用洪水吐は堤体の右半分に寄せて配置。
その為、導流壁も右岸側のみで、完全に左右非対称の独特な表情をしています。

また、上に飛び出しの少ない構造は天端をすっきりと見せ、大きなボディをより広く感じさせています。



クレストの洪水吐をよく見ると、越流部が隆起しています。
乗り越えて落ちる水の流れに、何らかの効果があるのかな?。



クレストは車道となっています。
100mを軽く超えるダムとしては、ややこじんまりとした天端です。



うわっ、高っ。
天端からの眺望は、空を飛んでるかのようです。

S字カーブの河川の下流は厳木町の集落です。(ちなみに厳木と書いて、「きゅうらぎ」と読みます、知ってました?僕は読めなかった・・)

また、カーブの途中の山間には、九州電力の厳木発電所があります。



天端から直下を見下ろします。
減勢工の壁が高いですね。形状も極めてシンプル。

河川の軸上に、常用吐のコンジットゲートが配置してあります。



高欄のレリーフ。
オールドダムの高欄に見られるアーチ状の装飾をイメージしたものでしょうか。

それともみかん?いや、みかんならお隣の熊本かな?



100超級となると、正面の絶壁も迫力が違いますね。

わ、このインクライン怖っ。
って、反射的に思ってしまいましたが、巡視艇の係留スペースを水位に合わせて昇降させるレールですよね。
決して空中を上下する訳ではないと思います。



やや小振りに見える貯水池。
もちろん、洪水調節容量を空けている為で、いざとなったら大量の洪水を飲み込みます。

厳木ダムは北東にある天山の中腹に作られた、九州電力の天山ダムとの間で揚水発電が行われています(厳木ダムは下池)



厳木ダム
★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム佐賀県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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