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大原調整池

堤高47.9m
R/AW 1993年 水資源機構

2010.9.11見学

潤いを未来に。


水田の中の道を曲がり、山の方へ向かいます。
果樹園や集落の中を進み、橋を渡ります。



橋の上から。
これは豊川用水東部幹線です。

豊川用水は豊川や天竜川を水源とし、豊橋から東三河、渥美半島を潤す大規模な農業・水道・工業用水です。
戦前に計画されていましたが本格的な工事は戦後間も無く開始され、20年の歳月を経て1963年に完成しました。
水源にはこの用水の為に造られた宇連ダムや、新しく作られた大島ダム等があります。
その下流にはいくつもの調整池があり、それらは水路で結ばれています。



橋の先の高架をくぐると・・・。



目的地の大原調整池の目の前に出ました。

東名高速で名古屋方面に向かうと、車窓から視界に入るので見覚えのある人も多いのでは?。
高速道路から見られる事を意識してか大きな看板が掲げられています。

「潤いを未来に」



左岸側を登って堤体の横まで来ました。
道は両岸にあり、パーキングも両岸にありますが、対岸の右岸のパーキングには案内看板やトイレがあり、どうやら駐車場は右岸側がメインの様です。

写真は洪水吐の越流部から。



駐車場から天端まで歩いて行くと、トラックの轟音がすぐ近くで聞こえます。
ボリュームはそれほどでは無いのですが、妙に透き通った不思議な音で・・・。

実は東名高速の騒音が、洪水吐の壁に反響して耳に届いていた音なのでした。



堤体の左岸から下流を観ます。

洪水吐の水路が真っ直ぐ長く伸びています。
本来なら真下から、洪水吐を見上げれる様ですが、この日は周辺が工事中で拝見する事が出来ませんでした。



赤いカラー舗装の天端通路。
堤頂長は351mと、たっぷりあります。



振り返って左岸の設備。
洪水吐の越流部と、その奥の建物は巡視艇の倉庫とインクライン。
駐車場はその奥で、遊びに来た家族連れの姿もありました。

越流部の高さやインクラインが示す通り、とても水位が高いのですが、これで通常らしいです。

元々、この場所には3段になっている農業用の溜池があり、大原調整池はその池を沈める形で造られました。
本来の集水範囲は狭く、この満水の水はダム正面の東部幹線の余剰な水をポンプアップして貯水しています。
揚水発電ならぬ、揚水調整池って感じでしょうか。



天端を散策しつつ下流を観ると、東名高速が良く見えます。

日本で一番たくさんの人に見られているダムは、有名観光地の黒部でも、人気スポットの宮ヶ瀬でも、ファミリーに人気の遊園地がある御所ダムでもなく、案外この大原調整池かも。

下流面のリップラップは石がとても小さくソフトボールくらいの石が敷かれていました。
表面の化粧かな?と、思われます。(上流面のロック材は一般的な大きさ)



下流の写真を撮っていたら、知らない間にシャツが水でびしょ濡れになっていました。
天端のアベリアが散水中なのに、全く気が付いていなかったのでした。

ひ〜道理で涼しいと思った。

水を浴びてアベリアもススキも元気いっぱい。
我が家のアベリアは雪の重みで酷い事になったのに、いいなあ雪が無いって。



少し西に傾いた日差しを受ける調整池。
遠くから遥々やって来た水ですが、とても澄んでいて綺麗なのが印象的でした。



大原調整池
★★

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