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高瀬ダム
 堤高176m
R/P 1979年 東京電力

2008.10.4見学

言葉はあまりにも無力。



堤高日本一、黒部ダムと山一つ隔てた渓谷に築かれた堤高日本二位のスーパーロックフィル。

このダムのスケール感は僕のつたないレポートではとても伝えきれない。
まだ見学をしていない愛好家の方には、是非とも訪問して頂きたいので、いくつかある見学手段の情報を、僕が行った徒歩での見学方法を中心に書く事とした。
高瀬ダムが、どの様なダムであったかは、是非ご自身で確かめてもらいたい。


高瀬ダムを見学するには、いくつか手段がある。見学無料バス、タクシー、徒歩、の3つの方法だ。

一番手軽に見学するには、東京電力高瀬川テプコ館へ電話をして、発電所見学バスに申し込みすると良いだろう。高瀬川テプコ館は大町ダムよりも下流にあり、ここから毎日数回、無料の見学ツアーが実施されている。
但しこちらは主たる見学目的は発電所である為、心行くまで巨大ロックフィルを堪能する事は時間的に制約されるバスツアーでは満足できないかもしれない。
また、見所のひとつでもある洪水吐きを近くで見えるかどうかは、運次第になると思われる。
通常、洪水吐き付近にはバスは停車しない、貯砂を運び出す大型ダンプの通過待ちがあれば、写真の様に洪水吐き近くで数分間、通過待ちをする様だ。

二つ目の手段、タクシーは、東京電力の許可のあるタクシーが七倉ダム湖畔の入り口ゲートから利用する事が出来る。僕が行った時は数台のタクシーがゲート付近で客待ちをしていた。
高瀬ダム天端にも、時によってタクシーが客待ちをしている。
天端にタクシーが居ない場合は天端から迎車を呼ぶ事も出来る様だ。
但し、運賃は片道¥2000-弱していたと記憶している。
(利用を計画する時は要確認下さい。多分テプコ館でも教えてくれると思います)

実際、僕が実施したプランは3案目の「徒歩」である。
実は折畳み自転車を持ち込めば交通機関を利用しなくともダムまで楽勝と策略していたが、事前にテプコ館へ問合せると、管理道路の自転車乗り入れはNGであるとの事だった。
徒歩であれば、登山道として開放している為、通年(冬季も)全く問題ないとの事だった。

七倉ダム湖畔に駐車場がある。僕の行った時は、登山客の車で8割は埋まっていた。

入口ゲートは有人遮断機付きの立派な物で、狭いトンネルや管理道路上で車両がすれ違わない様、無線連絡し車両の通行が制御されている様だ。
徒歩の場合、遮断機脇の歩道から管理道路へ進む(進入に、特に許可や、記名等は必要ない、ガードマンに軽く会釈して通過すれば良い)

さあ、後は歩くだけだ。
ダムまでの道は3キロでしか無いと言う、しかも堤体の下に到着するまでアップダウンはほとんど無い。楽勝である。
但し、ただ「ダムまで行く」のと、「天端まで上がる」のでは大きく事情が異なる。
延々つずら折れが続くダム本体正面の道は、それだけで2キロの道程があると言うのだ、無論その全て急な登り坂が延々続く事となる。

管理道路の工程の半分はトンネルである。
トンネルの中は涼しく、道もフラットなので歩き易いが、タイミングが悪いと貯砂を運び出す大型ダンプのコンボイに出くわし肝を冷す。
ダンプ軍団が接近した時はトンネル内外に関わらす必ず極力路肩に寄り、歩かず止まっている事が管理道路のルールの様だ。(後で高瀬ダムのガードマンに教わる)
また、このルールは堤体のつずら折れ上でも同じで、ダンプ接近時は必ず「舗装路からリップラップの中に入って、全てのダンプが過ぎるまで立ち止っている事」が歩行者のルールである。
普通、何処のロックフィルでもリップラップは立入れないのが通常であるだけに、ちょっと面白く、マニア的にも嬉しい。

管理道路をてくてく歩く、山はまだ緑が美しく、聞こえるのは鳥のさえずりのみ、実に気分が良い。
すると山の斜面と木々の間からゲートピアが少しだけ見えて来た。
「むむっ!、た、高い。」
今まで何度かこんな場面を経験したが、そのどれよりも視線の角度が急である。

そしてまた歩く。やがて4つ目のトンネルの先にあわられたのは・・・・!


言葉はあまりにも無力。

追加情報
七倉の駐車場に売店、飲物自販機あり、徒歩の場合、管理道路内に飲料水はありませんのでご注意。
堤頂右岸、旧展示施設が開放され中で休憩できます。

高瀬ダム。言葉を無力にする超弩級ロックフィル。
★★★★★


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