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高山ダム

堤高67m
GA/FNWP 1968年 水資源機構

2010.4.29見学

やって来ました高山ダム。
福井の鷲ダムで初めて「重力式アーチ」という魅力的なダム形式を知った僕としては、いつ訪問しようかと今まで未踏のまま温存していた一基です。

残念ながらいまひとつの天候ですが、それでも雨に濡れ、黒光りする堤体はより迫力が増して見えました。

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湾曲した下流面に並ぶ常用洪水吐のゲート室。
下流の1箇所を見つめるように4門並んでいます。

IMGP9405.JPG

天端は車両通行可。
コンクリートの高欄が低く、その上に転落防止のアクリル板が並びます。

おおっ!下流面が良く見えるように見学者への配慮なのかっ!
と、一瞬よろこびましたが、天端を通行する車が、対向車を確認できる為のものだと思います。

IMGP9406.JPG

曲面の堤体に、直線的な導流壁の組合せが無骨で格好よく見えます。見ようによっては、黒部川の怪物 宇奈月ダムのような重厚さ。

クレストゲートが、天端の下に低く構えているのも特徴的。
堤体にぎゅぎゅっとゲートが押し込まれていて、密度が高く緊張感のある造形。

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上流に比奈地ダム、室生ダム、青蓮寺ダムなどがあるこの高山ダムは、とても多忙なダムです。
頻繁に放流が見られるダムとしても知られていますが、この日もホロージェットバルブから豪快に水が放たれていました。

対岸にガントリークレーン。関西電力の発電所があります。

IMGP9421.JPG

水たっぷりの月ヶ瀬湖。
南北に長い高山ダムの貯水池は、とうとうと流れる大河川のように見えます。
たぶん、周辺の山が低く、ダム湖の水深をイメージさせないのかと思います。

IMGP9408.JPG

貯水池に見える設備は、湖水を鉛直方向に循環させ表面に集まる植物性プランクトンの異常発生を抑える水質保全の設備だそうです。

IMGP9407.JPG

天端レベルからの眺めを満喫したら、やはり下流側からの正面も見ないとね。
左岸の県道を少し下り、脇道から再び堤体を目指します。

京都らしさを感じる風流な川の表情。
目の前にじわじわと堤体が見えて来ました。

ああ〜ダムがすきでよかった。

こういう時が、愛好家として一番幸せを感じる瞬間ですよね。

いつの間にか雨も上がり、日差しも射して来ました。

IMGP9422.JPG

重力式アーチを知ってるかい?

重力式の力強さと、アーチ式の優雅さ。

その二つを併せ持つ奇跡のダム形式なんだぜっ。

IMGP9424.JPG

高山ダム
★★★★

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