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西郷ダム

堤高20m
G/P 1929年 九州電力

2010.3.21見学

耳川に沿って国道327を下って行くと、西郷ダムが見えてきました。

西郷ダムは耳川で最も古い発電用ダムです。
ピアの下流側にコンクリートアーチ橋が架けられているちょっと変わった外観が特徴です。

ダムサイトには駐車場がありません、国道脇の路側帯に車を停めて散策開始です。



堤高20m、堤頂長105mと、小柄な西郷ダム。
ここを渡す天端通路を、アーチ橋にする構造的な理由は見当たりません。
純粋に美観を狙ったものだと思います。もちろんその狙いは当っていますね。

敷地は他の九州電力のダムと同じで、金網のフェンスに囲まれていましたが、幸いアーチ橋は開放されていて、散策する事が出来ます。



宮崎県のダムは何故か鳩がたくさんいます。
この西郷ダムも、ゲートピアから驚いた様に何羽もの鳩が飛び立ちました。

この西郷ダム、ダム便覧によると、竣工は1983年と記されていますので、その時期に再開発などか行なわれているのかもしれません。
アーチ橋は堤体のコンクリートと少しだけ色が違いますし、橋脚とピアのつながりも不自然な感じを受けます。
外観からするとアーチ橋は再開発などで架けられた様にも思うのですが、実際に渡ってみると、極端に低い欄干は、明らかにそれよりも古い設計を示すものだと感じました。
このアーチ橋が、1929年の竣工時からのものだとすると、当時としてもかなり大胆なデザインだっだのではないかと思います。



左岸には魚道。
あんな所を登らされて魚は大変だ。と、人間は思いますが、彼らは遥々海からやってきます。このくらいの魚道なんてへっちゃらなのだ。



剥き出しになっているバルブからの放流は、上流の山須原ダムと共通ですね。
竣工時期が近い山須原ダムとは、兄弟と言える関係なのかもしれません。



アーチ橋から下流を望む。
溶岩のような真っ黒でゴツゴツした河床が印象的。



のどかなダム湖。

堤体と少し離れた右岸にある設備も山須原ダムと全く同じものに見えます。ここでも発電所への取水口はこれとは別にあり、この設備が何であるかよく解りませんでした。



再び、国道端の右岸に戻ってきました。
アーチ橋からは気が付かなかったのですが、ゲートピアのダム湖側には軌道がありました。

取水口などで捉えた流木なんかを対岸に運ぶ為のものかなあ。

なんて呑気な感じで見学していたら・・・。



ふと、デミオ号の方を見ると、パトカーが停まっていて、デミオ号のナンバープレートを照会中です。

周辺に何も無い (ダムならあるぞ) 国道脇に、薄汚れた本州ナンバーの車。
車内を覗くと、寝袋やらタオルやら、ごちゃごちゃと・・・。車内に住んでるのか?状態。

不審車両とは、この車の事です(笑)

遠くから声を掛けると、パトカーは立ち去り事なきを得ました。



アーチ橋の不思議なルックス。西郷ダムは小柄で、お洒落なおじいちゃんといったダムでした。

西郷ダム
★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム宮崎県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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