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恩原ダム

堤高24m
B/P 1928年 中国電力

2010.1.9見学

ダムマニアの道。


本当は今回予定していなかった恩原ダム。冬季は雪に埋もれ、見学困難という話を読み聞きしていたからだ。
でも、現地で苫田ダムからそれほど遠くない事が解ると、直ぐにウズウズして来た。
・・・よし、行こう。

国道179号津山街道を北上。苫田ダムの辺りでは気温は低いものの雪は無かったが、路肩に積雪があると思った途端、どんどん雪の量が増え、恩原ダムの付近では1m近い積雪量となった。

幸い、国道の除雪は完璧で何の問題もなくダムサイトに到着。
ところが、困った事に国道からダム本体まで、除雪どころか職員の方が訪れた形跡もなく、雪は積もり放題。



念の為に冬用の長靴は持ってきたのだが、深い雪に無理に突入してジーパンを濡らす訳にも行かず、少しずつ雪を踏みつけながら道を付ける事になった。

少しづつ、少しづつ雪を踏む。力を入れすぎると、ずぼっ!と穴が開いてしまうので自分の体重を支えられるぎりぎりの堅さになるように。



地道な作業の結果。10数分かかり無事ダムマニアの道が開通。
天端に近い辺りは日当たりの関係かアスファルトが露出していた。



右岸には余水吐。
ゲートの支柱はあれど、ゲートは有らず。
下流面が垂直なバットレスなので、ここから溢れた水は山の斜面に彫られた水路を流れ下る。



ゲートの支柱になりげなくプレートを発見、登録有形文化財の証。
近くで見たいのだけど、雪が・・・・。

恩原ダムの竣工は1928年、現存するバットレスでは笹流ダムに次ぐ2番目に古いダムである。



ついに、バットレスダムの天端に到達。
天端は普段から開放され自由に往来できるようだが、ここも雪に埋もれている。
足跡ひとつ無いので写真では雪の深さは解り辛いが、コンクリートの高欄上の積雪を参考されたし。

歩ける天端は必ず歩く。
ダム巡りを始めてから自分に課したルールであり、去年1年間で合計60kmほどダムの天端を歩いて来たが、今回、初めてそのルールを守る事が出来なかった。無念。



天端からの恩原湖。
一面凍結した湖は、さらにその上を雪が覆う。遠くの岸まで完全な平面。

恩原ダムは、丸沼ダムに続いてバットレスダムで2番目にダム湖が広い。
湖の右岸にはスキー場があり、ここまでゲレンデに流れるBGMが聞えてきた。



さて、国内現存数6基と言う大変希少なバットレスダムである。
是非とも下流面からその姿を拝みたいのだったが・・・・。

普段は、ダムの下へ行けるらしいのだが、今回は積雪により、その道さえ見出す事が出来なかった。
国道からも、道路脇の林に阻まれ、これが限界。



ぐるりと恩原湖を周回してみた。除雪が良好なのはスキー場までで、そこからは圧雪の路面となった。

バットレスダム特有の遮水板のスロープも一面の雪で覆われる。
湖の周囲は穏やかな山林が広がり、雪に覆われる冬だけでなく、四季を通して美しい自然を見せてくれるだろう。

次回は三滝バットレスを見た後に足を伸ばし再訪する事としよう。
雪の無い季節に。



恩原ダム

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム岡山県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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