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水ヶ静ダム

堤高34m
G/P 1990年 東北電力

2009.10.12見学

稲と堤体と朝日と。


今回、初めて東北を訪れたが、道すがらずっと気になっていたものがある。
季節は10月、東北のどの県でも稲刈りが終わり稲穂は、はさ掛けされている。

東北のはさ掛けは、見慣れた竹竿による掛け方ではなく、一本杭に器用に何束かの稲を重ねるもので、最初に見た時は蓑をまとった法師が並んで立っているようでギョッとした。
(東北の人が竹竿をつかうはさ掛けを見たら驚くことだろう、東北には竹林が無いのだろうか)

この面白く、ビジュアルにも優れる水田のアートと、ダムを掛け合わせて写真が撮れる風景を昨日から探していたのだが、この水ヶ静ダムでようやく1枚に収める事が出来た。



気温3℃。まだ10月と言うのに山形の朝は冷え込む。
朝日が堤体を輝かせ、コンクリートを温めはじめる。

東北遠征3日目はこの東北電力 水ヶ静ダムから始まった。



上流5キロの地点に新しく建設された寒河江ダムの逆調整池として造られたこのダムは、下流右岸の発電所で発電も行われる。

上流の寒河江ダムには同名のダムが沈んでおり、この水ヶ静ダムは2代目にあたる。
先代の水ヶ静ダムは戦前の発電を目的とした重力式コンクリートダムで、ダム水路式の発電所はちょうどこの現在の水ヶ静ダムの位置にあったそうだ。

右岸に発電所を併設し、メカニカルな表情の水ヶ静、堤高は30m台と決して高いダムではないが、なかなか精悍な面構えである。
発電所対岸の左岸には広くコンクリートが打たれる。一段低い窪みは放流で散った水を流す用途か。



右岸の下流面には土が盛られている為一見するとフィル複合ダムにも見えるが、土盛りのダム湖側にはちゃんとコンクリートの堤体がある。
実はこの水ヶ静ダムは堤頂長372mのとても長いダムなのだ。
残念ながら天端は立入禁止であった。

水ヶ静ダム
★★






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