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葛野川ダム

堤高105.2m
G/P 1999年 東京電力

2009.7.18見学

テプコの秘密要塞。


地点登録したカーナビを頼りに葛野川ダムを目指す。目的地まであと500m。
目指す堤体は目の前のはずなのに、いっこうにその姿を見せないばかりか、ダムの気配すらない。

道なりに峠道を登ると、トンネルに入る・・・が、トンネルの中程にフェンスが立ちふさがり、行止りになっている。どういう事だ?

だがその横を見るとトンネルは途中で分岐、この奥に東京電力 葛野川ダムがあるらしい。



少し不気味な鋼のゲートの奥には真っ暗なトンネルが続く・・・。
だが、入口に光電センサーがあり、自動で照明が点灯して行く手を照らしてくれた。やるな東電。

東京電力の粋な演出にワクワクしなながら慎重に車を進めると、あまりにも唐突すぎるダムとの遭遇があった。
このトンネルはダムへの唯一のアクセスでもあるのだか、トンネル出口から一直線に天端が伸びており、かなり面食らう。

トンネルはダムへの道でもあるが、岩盤へのグラウチングもこのトンネルから施されたのかもしれない。



壁面のパネルは太陽電池。ダム施設の電力に使われる。さすが東電。

100mを超える立派な堤体は発電ダムらしい無駄の無いシャープなもの。

金属製の高覧には、上に手摺りが追加で嵩上げされており、元々は一般開放の予定が無かった様なニュアンス。

さすが100mクラスだけあって、フーチングの階段も実に見応えあるものだ。

この葛野川ダムは上流の上日川ダムとの間で揚水発電を行っている。
その有効落差714mは世界最大クラス。葛野川発電所は地下500mに建設されている。



発電所の規模も然る事ながら100m超えの巨大コンクリートダムが、道中の峠道から気配も見せず、行止りのトンネルを分岐、ゲートをくぐった先に唐突に現れるという、あまりにもドラスティックな出現に驚きと興奮をおぼえる物件である。

まさに秘密の要塞。

この様な施設を立入禁止にせず、自由に見学者に開放するという東京電力も、やるね〜っと思った。

葛野川ダム
★★★


| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム山梨県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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