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奥只見ダム

堤高157m
G/P 1960年 電源開発

2009.7.11見学

恐竜は滅びない。



隧道愛好家が絶賛する日本有数のトンネル群、奥只見シルバーラインの終点に、奥只見ダムは堂々とした姿を魅せていた。

一切の装飾を省いたコンクリート純度の高い堤体は、電源開発らしいストイックさに溢れ、田子倉と共に日本を代表する発電用ダムの一つと言えるだろう。

堤高157m。奥只見が誇る重量式コンクリートダム国内首位の堤高。
堤頂長も480mもあるが、やはり長さより高さが際立つ。

周辺は辺境の地とも言える場所だが、広いパーキングには行楽客が溢れ、大きな土産物屋が軒を並べる。斜陽ぎみのダム観光地が多い中で、これは意外でもあり、また、とても嬉しく思った。

ダムサイトや、電源開発の奥只見電力館へはパーキングから歩かねばならないが、有料のモノレールが利用出来る。
これはダム建設時の資材運搬の施設を利用したのかと思ったが、以前は車で行けた電力館だが、道路の安全上通行止にした為、その後に新しく作られたものだそうだ。今回もちろん乗車。

可愛いモノレールから降りるといよいよ奥只見の天端が待ち構えていた。
田子倉と同様、天端は中程まで開放され、自由に散策できる。
散策と言ってもそこには無愛想なコンクリートがあるだけで他には何も無い。
だが、そこが愛好家の琴線を掻き鳴らす所でもある。

巨大でひたすら真直ぐな導流壁の先にはスリットが入ったジャンプ台。
サイズが巨大なのでジャンプ台の塊感も素晴しい。

立入禁止の柵の向こう、右岸にはクレーン。
そして大発破の跡だろうか?右岸の放射状に貼られたコンクリート護岸の恰好良さには、クラクラと目眩を感じるほどだ。



ダムサイトからさらに一段登り、電力館前まで上がる。
左見れば上空157m。右見れば水深157m。
これぞまさに巨大発電ダムの醍醐味。重力式万歳!。

丸山ダムから始まった戦後のコンクリートダムの爆発的な巨大化と進化。
その最終到達点である奥只見ダム。

この進化は滅びない。

奥只見ダム
★★★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム新潟県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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