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四万川ダム

堤高89.5m
G/FNWP 1999年 群馬県営

2009.6.17見学

コバルトブルーに映える白城。



四万川ダムは、地域に開かれたダムとして1999年に竣工した県営のダムである。
あと少しで90mという堤体は大きく立派なダムである。

下流面の表面は化粧型枠を用いて、城壁の様な模様が刻まれる。
天端の各施設も三角屋根と、縦スリット風の窓デザインに意匠が統一され、ごちゃつきそうな要素が多い割りにスッキリと「らしさ」を見せている。

化粧型枠の使い方も巧妙で、単純にコンクリート表面に模様を刻むのではなく、扶壁や、導流壁の形も石積らしく見える形状が吟味されている。

この規模の堤体で、化粧型枠を使ったダムは他に見た事が無いが、ダム愛好家の中でも好き嫌いはあるにせよ、完成度が高い意匠デザインだと思う。

また、城壁風の天端にはテラス状の見晴らし台も付けられる。
個人的には意味の無い展望設備などはあまり好まないが、この四万川ダムの場合はデザインコンセプトとの照合性もあり好ましく感じた。

ダム下にも公園が整備され、城壁風のT字型減勢工の先、階段状の副ダムは少量の放流であれば、水が副ダムの下を潜り込む様に流れる凝った仕掛けが仕込まれている。

さて、この四万川ダムのもう一つのポイントが「青い湖水」である。

これが、ほんとうに青い、絵の具の様に青い。
奥四万湖と名付けられたダム湖は、コバルトブルー湖水を湛え、感動的な情景が広がる。

長野の豊丘ダムや、静岡の大間ダムも青い湖水だが、あきらかに青さのレベルが違う。

(下の写真、夕暮れ時に辺りが薄く暗くなったのでプラス補正で撮影したが、色味は調整していない)



ダムサイトの近く、右岸には日帰り温泉の施設がある様だ。

何処までも青い湖水を眺め温泉に浸かるのも一興であったが、夕暮れ時にダム湖を眺め、黄昏ていたら家が少し恋しくなった。
とりあえず、カーナビで自宅までの帰路を測ると、550kmとあった。
今日は岐阜県の自宅から、高速は使わず(平日なので) 長野県を横断し、一般道でダムを周ったのだが、てっきり家まで300kmくらいかと思っていたので、軽く焦った。
実は産まれて初めて足を踏み入れた群馬県。土地勘はゼロなのでした。

四万川ダム
★★★

| あつだむ宣言!(清水篤) | ダム群馬県 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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