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日吉ダム
 堤高67.4m
G/FNW 1997年 水資源機構

2009.4.4見学

テーマパーク・ダム



日吉ダムは、水資源機構の新進気鋭の多目的ダムである。

堤体周辺は「地域に開かれたダム」として整備され、ダム見学をはじめ、天然温泉や室内プールなどのレジャー施設が、ダム建設現場跡地を利用され作られている。

ダム見学は右岸のビジターセンターをはじめ、堤体内の監査廊を拡張して作られたギャラリーなど、他に類を見ない充実ぶりで、見学用のパンフレットまで用意してあり、ダムにいて学べるテーマパークと言えるほどである。

また、ダム正面は広大な芝生が敷かれ、ごみひとつなく綺麗に管理されている。
訪問時は、一面鹿の糞だらけであったが、おそらく季節的なもので、沢山レジャー客が訪れるシーズンには存分に楽しめる広場であるだろう。

レジャー、ダム見学施設の充実、洗練された展示物も去ることながら、愛好家であれば見過ごす事が出来ないのがクレストの放流設備を中心としたダムデザインである。

ビルや橋梁などの建築物と同じく、石積み構造から始まったコンクリートダムは、優美さ、エレガンスに主眼をおいたデザインは普遍的なものであり、コンクリートダム創世期の布引五本松から、最新の浦山ダムまで100年以上続けられらた永遠のデザインテーマであると思う。
だがしかし、この日吉ダムに至っては、日本ダムデザイン100年を覆す斬新さを持っている。

ジオメトリックな面構成を持つシャープなゲートピアの造形は、可動ゲートというメカニカルな構造物を支え、カバーするデザインとしては理に叶っているのかもしれない。

これから先100年後、日吉ダムのこの意欲的なダムデザインはどの様に評されるのだろう。

未来志向 日吉ダム
★★★
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