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越戸ダム
 堤高22.8m
G/P 1929年 中部電力

2009.2.28見学

玄人向け。



東海環状自動車道 豊田環八ICを降りて直ぐ、矢作川に越戸ダムはある。
ダムまでのアクセスはとても良好だが、見学者用のパーキングが無く、近くの待避所に車を停める。

天端は当然の様に通行禁止。
見学も左岸管理事務所脇のフェンス越しとなり、眺望にめぐまれない。

竣工は昭和初期、1929年と大変古いダムである。
 少し色褪せた赤いラジアルゲートが川幅一杯に12門並ぶ。

ゲートピアは一部改修により新しく盛られた部分もあるが、竣工当初の姿を見せている。ゲート巻上のプーリーがテラス状に張り出した上に乗っている。

ごついゲート扶壁と、ダム正面の全面を占める越流部は5年先に造られた大井ダムと良く似ている。
特に越流面の下部は、河床の岩盤の高さに合わせ2次曲面のみでつじつまを合わせている手法は大井ダムと同じもので、他のダムにはあまり見られない。

減勢工と呼べそうな部分もなく、天然の河床が露わになっているのも特徴的だ。
この河床にコンクリートを打つと、兼山ダムの様なテーブル状の減勢工になるのだろう。
また、堤高のスペック以上に高く見えるので、河床の掘削は非常に浅いのかもしれない。
 
あまり有名なダムではないが、観れば見るほどに味のある、通好みの堤体である様だ。

越戸ダム
★★
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