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室牧ダム
 堤高80.5m
A/FNP 1961年 富山県

2008.12.13見学

緑のアーチ



室牧ダムは山里にひっそりと潜む富山県営のアーチダムである。
富山県でアーチダムと聞くとだれもが黒部ダムを思い出すと思うが、竣工は黒部よりも2年早く、この室牧ダムの方が先輩にあたる。

室牧ダムへは上流、下流、どちらからでもアクセス可能であるが、どの道も険しい峠や狭路を通らねばならない。
今回は菅沼ダムの次に訪れたが、間にある栃折峠は落石などは無いものの、超タイトコーナーの連続する狭道で12月であるがちょっと汗をかいた。

その後、ダム湖右岸の正馬地区からダムサイトに向うが、訪問が12月だった為、湖畔の道路は冬季通行止めであった。
仕方ないので車を封鎖ゲート付近の路肩に止めダムまで歩く事にした。
ゲートにはダム管理所の郵便受けが取り付けられていたので問題なくダムまでは行けるだろう。
(この年の12月は雪がありませんでした。雪が積もっている状態であれば危険ですから入るのは厳禁です)

ダムまでは1キロ弱といったところ、ほどなくダムが見えてきた。
水位が低く、堤体上流側の、丸くどっしりとお椀を伏せた形のコンクリートが見える。
周辺の山々は落葉して寂しいが、湖面のグリーンが広大なマスコンクリートの肌に反射して、風景全体を薄く緑に染めている。ゲートのグリーン塗装とは同系色のグラデーションに見えて美しい。

天端の左岸で何かの作業中で、関係者以外立入禁止の狭い天端にワゴン車が停まっている。

クレストは背の低いローラーゲートが2門、堤体中ほどに距離をおいてコンジットが2門配置してある。

ダム下流に道を少し下ってみるが、徒歩で気軽に行ける範囲でダム真正面は拝めないようだ。

右岸の管理棟付近からアーチを眺める。
堤長は153mと長くはないが、その分アーチの曲線は強く感じる。
さらに堤体右岸上部は直接岩盤に着岩していないのだろうか、ブロック状の柱にアーチを保持させている、天端の平面形状もブロックの上では広がり、変形した形になっている。

尚、今年(2009年初夏)下流の八尾ダム訪問の時、下流から室牧ダムを再訪した。
下流側からアクセスした場合、遠くからであればダム正面を観る事ができる事が解った。
また、前回冬季通行止めであった右岸道路も車両通行可能で通り抜ける事ができる。

冬季通行止めだったゲート近くの集落に、羊をたくさん飼育している所があり、羊たちはみな人に慣れていてかわいい。メェ〜と呼ぶと、ちゃんとメェ〜といい返事をしてくれる。

室牧ダム
★★★
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