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清願寺ダム

堤高60.5m

E/FA 1978年 熊本県営

 

2013.10.12 見学

 

堤高日本一のアースダムです。

 

みなさんアースだからと言ってスルーしていませんか?

はい、私もそのなかのひとりでした。

 

でもこの清願寺ダムは訪れる価値ありありの素晴らしくカッコいいダムでした。

お勧めです。

 

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IMGP5981.JPG

 

IMGP6001.JPG

 

IMGP6011.JPG

 

 

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桜咲く頃。















ダムサイトの桜が咲く頃、何かが始まり、何かが終わろうとしている。




その名前は既に末梢され、上流の別のダムの名前が上書きされていた。






全門開放のゲート、二度と降ろされる事はない。














ほんろうされたのは誰?。










そこには、どんな想いがあったのだろう。




ペイントの補修に残る人の臭い。




雨。














だれも言わないのなら、僕は言おうと思う。



お疲れさま、

そして、ありがとう。





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竜門ダム

堤高99.5m
GF/FNAI 2001年 国土交通省

2010.3.22見学

リュウ君とモンちゃんは実在した!


堤高99.5m 堤頂長620m 熊本県 竜門ダムは大型の重力式コンクリートとロックフィルの複合ダムです。

天端までの山道を登ると、まずは堂々とした重力式コンクリートダム部分が現れました。
広い胸板がたくましい、なかなかの男前です。



このコンクリートダムとコンビを組むロックフィル部分は、接合壁の向こうに控えめに見えています。



クレストは中心から右岸寄りに自然越流式の非常用洪水吐がずらり並んでいます。
ゲートの開口高さが低く見えますね。
非常用洪水吐の一番左端にスリット状のオリフィスゲートが隠れています。

中心部の出っ張りは、コンジットゲートが内蔵されています。
ゲートの放流口は出っ張りの下部に、丸い穴が2つ下を向いて並んでいるので、放流時は正真正銘の鼻血ブー(鼻水ジャー?)状態になるようです。(ダムカードに写真が載っています)



広い天端を散策します。
天端の端に竜と鯉のモニュメント。竜は鯉の最終進化バージョンなのだ。

左に映ってる建物は選択取水設備です。
なんか変わった形の街路灯ですね・・。



下流の眺望。
周辺の山並が低く揃っているので空が広いです。気持ちいい!。



ダム直下の不思議なデザインの設備。
選択取水設備から取水した水を、農業用の導水路や、下流にある九州電力の発電所などに分水する設備だと思います。ちょっとハリボテっぽいのはご愛嬌。

写真右の四角い建物の中には、ダム管理用の発電所もあるそうです。



重力式コンクリートダム部分の堤頂長は380m。そこからロックフィルにバトンタッチして、240mほどあります。切り替わりが急激ですね。
ロックフィル部分はコンクリートダム部分に比べずっと低く、堤高31.4mとなっています。



重力式コンクリートダム部分の堤頂標高は284.5m。
ロックフィルダム部分は、286.4mとなっていて、ロックフィルの方が1.9mほど高くなっています。

ロックフィルは自然に少し沈下する為少し高くしておく、とか、超大洪水で堤体越流が起きた時 (※そんな事ありえませんが) 洗掘されないコンクリートダムの上を先に越させる為だとか、少し前に何処かで聞いた覚えがあるのですが、よく覚えていません・・・(汗

それよりも、竜門ダムの堤高は99.5mとされていて、誰かに気を使ってるのか?あとちょっとで100mの大台突破という微妙な値となっていますが、実は、99.5mと言うのは、コンクリートダム部分の高さなんです。

て、事はコンクリートダムの基礎から、ロックフィルの堤頂までの合計は、99.5+1.9=101.4m!
おめでとう、二つの力を合わせれば見事大台突破ですね。



右岸をぐっと巻いた感じで、広いロックフィル部分。

それもそのはずで、左右の地盤の違いで採用される複合ダムですから、ロックフィル部分がべたーっと広範囲に築かれているのも納得です。通常のロックフィルともちょっと事情が異なるのです。
岩手の御所ダムも、ロックフィル部分はこんな風に広く築かれていました。

堤体の上は芝生の広場になっており、ダム湖に向かってベンチが用意されています。
間欠的に吹き上げる噴水の撮影タイミング待ちにベンチに腰掛ます。今回のダム巡りで、車のシート以外の椅子に初めて座った気がします。

春らしい柔らかな日差し、乾いた風が心地よい、水もキレイだね〜。



対岸には植栽。

リュウモン・・・・

・・・その続きが気になる。



とっても広いロックフィルダム部分。
堤体の上に人工的に小川が作られていて、親水公園みたいになっています。
ダムの上を流れる川って、ちょっと有り得ない発想ですね。



奥の建物が管理棟。

子供連れのファミリーから、お年寄りまで、それぞれの春を楽しんでいます。
みなさん、のんびりする為だけにいらしてる様ですが、きっとそれば正しい竜門ダムの楽しみ方です。



赤い屋根の建物はレストラン。

面白いのは、堤頂部だというのに、たくさん山羊が飼われています。
一応、紐で繋がれていますが、自由に触ったりして遊ぶ事が出来るんです。



展示施設 ミュウじあむ。

自然のコーナーは、オオサンショウウオの「レプリカ」が目玉です。(本物っぽく、水槽の中にいますよ)
宮ヶ瀬ダムの展示館の、電動ビーバーくんに次ぐゆるい展示ですが、個人的にはこういった類は大好きです。



萩原雅紀さんの写真集「DAMDAM」では、この竜門ダムを、重力式のリュウ君と、ロックフィルのモンちゃん と、紹介されていますが、ミュウじあむでお聞きしたところ、実は、飼っている山羊の中に、リュウくん、モンちゃん、という名前の山羊がいるそうです。

残念ながら、リュウくん、モンちゃんは、今日は別の飼育小屋に居るそうで、この子たちの中には居ませんでした。



洪水調節から灌漑、工業用水と働き者の竜門ダムは、男らしい重力式コンクリートと、牧歌的な穏やかなロックフィルの夫婦ダムなのでした。

竜門ダム
★★★★

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市房ダム

堤高78.5m
G/FNAP 1959年 国交省

2010.3.21見学

市房ダムは、幸野ダムのすぐ上流にある、国交省の多目的ダムである。
堤高は78.5mと、立派なコンクリートダムであるが、闇夜は、そのスケール感までも覆い隠してしまったようだ。



全くの闇だった幸野ダムと違い、お世辞にも明るいと言えないが、天端には点々と街灯が灯る。
写真左手の、ヘッドライトに浮かぶコンクリートの壁はエレベータシャフト、右手がダム湖側で、手前が取水設備、その奥が鉄骨製のゲートピアである。

下流の幸野ダムが放流中だったのだが、この市房ダムはすぐ上流のダムでありながら放流は無く、静かな眠りの中にあった。

市房ダム
☆(未評価)

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幸野ダム

堤高21.2m
G/AP 1959年 熊本県営

2010.3.21見学

3月とある連休、初めての九州ダム巡り遠征。
九州は、ダム巡りが初めてどころか、修学旅行で行った広島が人生で最西端の地だったので、九州の地を踏むのも初めてだった。ダム巡りは日本を確実に小さくします。

連休とあって、高速道路はゴールデンウィーク並みの渋滞。
まだ暗いうちに岐阜県の自宅を出たはずなのに、正午を過ぎても未だ宝塚を避けて入った神戸を脱出していなかった。
めげそうになりつつも、その後も何箇所かで渋滞に遭遇、その度に一般道へ迂回しつつ、宿泊地の九州自動車道 山江SAに到着したのは、すっかり夜になっていた。

明けて翌朝、今日は宮崎県のダムを中心に巡る。
とりあえず、なるべく早い時間に上椎葉に到着したい。そこから耳川を下りながら見学を進める計画だ。

九州自動車道人吉ICから国道219を経て国道388へ、国道から少しだけ入った脇道に県営の幸野ダムがある。



上椎葉に早朝到着予定の為、まだまだ夜明けは先である。

夜空は月はおろか星も見えない、後から思えば降砂の影響だったかもしれない。
周辺は街灯も無く、堤体は漆黒の闇の中。
カーナビに地点登録をしていなかったら、夜に辿り付くのは、いくら国道端といえ困難だろう。

天端をヘッドライトの明かりを頼りに散策すると、水の砕け散る轟音が聞え来た。
2門あるクレストのローラーゲートの内、1門からかなりの量の放流が行なわれていた。

闇の中に砕け散る水は、肉眼でもはっきりとは見えず、写真に収められる状況では無かった。

この幸野ダムの直ぐ上流には国交省の市房ダムがある。
こちらの放流に期待したい。

☆(未評価)




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